グレープフルーツの栄養と健康効果

グレープフルーツの基礎知識

グレープフルーツは日本でもすっかりお馴染みの果物となっていますが、これは亜熱帯が原産の柑橘類で、西インド諸島のバルバドスで1750年代に発見されたのが最初とされています。その原型はブンタンとオレンジが自然に交配してできていたのです。


1800年代になってアメリカのフロリダへと渡り、栽培もされるようになっていきました。「グレープフルーツ」という名称は、実がまるでブドウのように木になっているのでつけられたそうです。また、甘い香りもブドウに似ているのでそれも理由とされています。


グレープフルーツは甘さや酸味もそうですが、そこに少々ほろ苦さを感じるのが特徴となっています。それはナリンギンなどの成分によるものですが、この苦みが好まれない場合もあって、そこで生食する際に砂糖をまぶして食べる人も結構多いのです。


生で食べる以外でも、ジュースにしたり加工食品にも利用されています。特に絞り汁はカクテルやサワーに使われ「チューハイ」でもお馴染みです。


また、ダイエット面でも人気のあるグレープフルーツですが、高血圧の治療に使われる降圧剤と同時に摂取すると、血圧を下げ過ぎてしまうことがあるので、こうした薬の相互作用については注意が必要です。


その原因はグレープフルーツに含まれるフラノクマリン類という成分です。これが肝臓などで薬を代謝する酵素(チトクロームP450)を阻害してしまうのです。こうして血中濃度が上昇し、薬の効き目や副作用が通常より強く出てしまうと考えられています。